修了後のキャリアパス

今、日本では地域医療構想の導入が進み、医療制度の大きな改革が進んでいます。医療の集約化、機能分化が進むなかで、総合的な診療能力が求められる場面はますます増えていくことは確実です。
今後の医療において、総合診療医/家庭医は、都市部/郡部、病院/診療所を問わず、大きな期待を集めています。とくに、体系的なトレーニングを受け、高い能力を持つ新・家庭医療専門医は、そのリーダー的な役割を果たす存在として、その活躍が求められる場は、今後ますます増えることが確実な状況です。


以下にその例を示します。
・地域の診療所で、小児から高齢者まで全年齢層を対象として、保健・医療・福祉にわたり包括的・継続的な医療を提供する中核メンバーとして活躍する。
・中小病院で、臓器を問わず幅広い外来・救急・入院治療を提供するとともに、高度医療機関と地域の接点として、地域包括ケア病棟などの運営を通して、在宅支援ベッドの運用や、ポストアキュートのケアを提供する。
・大病院で、診断困難例の診療や、複数の健康問題を抱える患者のケアに当たるとともに、地域連携の窓口としての役割を果たす。
・大学などの教育研究機関で、後進の教育に当たるとともに、総合診療/家庭医療の発展のための学術活動を行う。

一般社団法人日本プライマリ・ケア連合学会​​ 新・家庭医療専門医制度

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