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研修方略

研修方略

認定プログラムでの研修で高い専門性を修得できるように、研修期間、研修環境、経験症例、指導医、学習の機会などについて、さまざまな条件を定めています。

●研修期間

総合診療専門医を取得することを前提に、24ヵ月以上の家庭医療専門研修を行います。この研修は、診療所・小病院中心の家庭医療専門研修Ⅰと病院中心の家庭医療専門研修Ⅱに分かれており、それぞれの研修期間は、研修Ⅰが18ヵ月以上、研修Ⅱが6ヵ月以上 です。
なお、継続的ケアの経験を担保することを目的として、研修Ⅰは12ヵ月以上連続して同一の施設で研修する必要があります。また、初期研修修了後4年以上の臨床経験があることも修了条件となります。 

詳しいローテーション例はこちらをご覧ください。
 

総合診療専門研修のカウント
総合診療専門医としての研修期間も、施設、指導医、経験症例などの条件が学会基準を満たしていれば、家庭医療専門研修ⅠまたはⅡとしてカウントできます。ただし、研修開始登録後のものしか研修歴としてカウントされませんので、両方での研修を希望される場合は、両方から認定を受けている研修施設で、専門研修開始時に、それぞれ研修の登録を行ってください。
なお、現在研修中の専攻医に限り、認定条件を満たせば、途中から新・家庭医療専門研修に編入できる移行措置を実施します。

●研修環境 
・症例経験

領域別に、経験すべき疾患・病態や、ヘルスプロモーション・地域活動・マネジメントなどの活動が設定されています。なお、専攻医が確実に経験できるよう、研修施設には、施設単位の症例数だけではなく、専攻医一人ひとりが経験できる症例数に関しても目安となる条件を定めて、多様な症例を確実に経験できるよう配慮しています。 

詳しくはこちらをご覧ください。
 
・学修環境

症例カンファレンスの他、教育を目的としたカンファレンスの開催、定期的な振り返りやビデオレビューの実施など、教育機会も確保されています。

詳しくはこちらをご覧ください。 
 
・指導医

認定プログラムの指導医は、全員が学会認定の家庭医療専門医またはプライマリ・ケア認定医の資格をもっていますので、質の高い指導を受けることができます。

●臨床現場を離れた学習(Off the Job Training)

総合診療/家庭医療に関する幅広い知識を身につけるとともに、生涯教育につなげることを目的として、研修期間中に、学会の指定するセミナーや研修会を受講することも修了条件となります。研修は、学会が主催する学術大会やセミナーのほか、地域ブロック支部や県支部などでも開催され、またeラーニングも一部取り入れるなどして、忙しい研修の間でも受講できるよう配慮されています。

詳しくはこちらをご覧ください。

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